【台湾 「テレサ・テン」から台湾、中国を学ぶ。
、「別れの予感)を歌うと何故か涙が出る。名曲である。アジアの歌姫と、呼ばれたテレサ・テン。日本でも「レコード大賞」を3度
受賞している。
そんな彼女は、台湾出身である。父親は、「外省人」であり、「ネイティブ台湾人」では無く、1949年に中国本土での内戦に敗れ「蒋介石」と移り住んだ「漢民族」の職業軍人であった。「台湾」は「台湾人」と「外省人」から構成されている。
日本で大スターとなった「テレサ・テン」は、1979年2月入国の際に「インドネシア」
のパスポートで入国しようとした為、旅券法違反で国外退去処分を受ける。1979年の
日中国交有効化条約で、日本は、「中華人民共和国」を国と承認し、「中華民国」とは
「国交断絶」していた。この為、多くの台湾の芸能人は、インドネシアのパスポートを持っていた。
1980年、事件から1年後、台湾政府への貢献を条件に台湾に戻った「テレサ・テン」は、中華民国国軍の広告塔として活動し「愛国芸人」と呼ばれる様になる。
香港に移り住んだ彼女は、「中華人民共和国」でも大スターとなった。
1989年には、「中華人民共和国」の民主化を
求めるコンサートが開かれ30万人が参加した。しかし、「天安門事件」が起こってしまった。
この為、彼女の夢であった、両親の生まれ故郷である、「中華人民共和国」でのコンサートは、中止され、「夢は、殺され、夢は見る事さえ出来なくなった」と語った。
その後、体調を壊した「テレサ・テン」は
気管支喘息を患い、、1995年5月20日
静養先のタイ・チェンマイのホテルで息を引き取った。尚、暗殺節も噂された。
彼女の墓地は、台北市の新北市金山区の金宝山にあり、公園の様に整備されている。
台湾における偉大な功績の為、遺体は火葬されず、エンパーミングを施され50年間はそのまま安置される。この様な処置は「蒋介石」「蒋経国」「テレサ・テン」の3人のみである。彼女が如何に偉大な英雄であったが分かる。
没後7回忌にあたる、2001年には、「忘れないで time to say good by 」と名打って「アグネス・チャン」「北原ミレイ」がレコーディングされ、追悼の意を送った。
「別れの予感」切ない思いの曲は、彼女の
人生を物語っている様な気がしてならない。
今、台湾は2016年「蔡 英文(さい えいぶん」民主進歩党の元、自由民主の国となり、
世界の半導体の生産拠点として世界でも
重要な位置を占める迄発展している。
しかし、ひとつの中国を目指す「習近平」は
「一帯一路構想」の元、台湾を6年以内には、
侵略する(米国防総省)との見方である。
台湾危機は、即ち日本の危機である。
半導体を失い、シーレーンを奪われれば
航海による貿易が出来なくなる。
尖閣列島も台湾のすぐ近くにあり
尖閣も「一帯一路構想」に含まれる。
我々は決して「テレサ・テン」を忘れては
ならない。
独裁者、習近平を駆逐し、自由と、民主、
法の支配、人権を日本も主体的に守り抜く
決意が必要である。
2022年北京オリンピックの後が最も危険な
タイミングである。
以上、Wikipedia、YouTube、スマートニュース、「知らないと恥をかく世界の大問題7 池上彰」より。中山章彦が思いを込めてまとめました。
「尖閣問題」「一帯一路」「台湾危機」については、この掲示板にも書いていますが、これからもYouTube、T iktok、Twitterを含め
発信して行きます。なお日本の憲法改正に
ついてもこの掲示板にエッセンスを書いて増すので是非見て下さい。
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